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優良事業体選定表彰 「ひだか南森林組合が全森連会長賞受賞」施業の集約化と人材育成評価
2011.03.18
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ひだか南森林組合
優良事業体選定表彰 
「ひだか南森林組合が全森連会長賞受賞」
施業の集約化と人材育成評価
全国森林組合連合会が行っている平成22年度林業労働力確保育成優良事業体選定表彰で、ひだか南森林組合(様似町、惣田正幸組合長)が全国森林組合連合会長賞を受賞した。
施業の集約化や作業システムの改善、若者を中心とした人材の育成が評価された。

この表彰は、平成8年から実施。今年度は全国林業労働力確保支援センターから推薦を受けた8事業体が審査を受け、3事業体が受賞。北海道は、昨年の北村林業(株)(浦幌町)に続いての受賞となった。
ひだか南森林組合は、森林作業員の高齢化が進む中、「緑の雇用事業」を活用して、次代を担う人材の育成を図ってきた。この4年間の緑の研修生は13人。
研修生を含め現場の作業員には、技術や指導能力の向上に向け、積極的にさまざまな研修を受講させている。
また、施業の集約化や作業効率の改善と安全作業の向上のため、機械化を推進、コスト低減や作業システムの構築にも取り組んでいる。
様似町、えりも町は漁業と酪農業が盛んな地域で、特に業との関わりが深いこともあって、間伐材漁礁の制作や間伐材を利用した製材品などを供給しているほか、「えりも岬の緑を守る会」の構成員として地域の森林づくり活動を支えている。
(C) Hokkaido Forest Maintenance