森の担い手インタビュー

森の担い手インタビュー
当麻町 国沢 世那 氏
所属事業体 当麻町森林組合
名前 国沢 世那 さん
年齢 29歳
林業歴 7年10か月
※インタビュー当時のものです。
Q.林業に就いたきっかけは何でしたか?

農高森林科学科を卒業し東京農大の生物産業学部に進みました。
就職を考えてた時、やはり地元で自然の中で体を動かす仕事がやりたいと思いこの組合に就職しました。

Q.事業体では何を担当してますか?

森林整備業務を一通りできるようになったと思ってます。後輩が増えてきたので先輩としてだらしない恰好は見せられないと思い逆に気を引き締めてやってます。
安全を第一に考えた上で、効率も意識してやるようにしています。

Q.林業を始める前と後の印象は違いましたか?

最初の頃は年数とともに自然に覚えるものだと簡単に考えてましたが、最近は道具の準備やメンテナンス等安全に効率的に業務を行うためにはかなり頭を使うことを実感しています。メンテナンスは本当に大切です。

Q.林業の仕事の良いこと、悪いことは?

良いところは、自分のやった仕事の結果がすぐわかる事。丁寧にやったかどうかが仕上がりに出てくることです。その意味でやりがいを感じます。ただ、作業にはいつも危険が伴い、キックバックでケガをしたこともあるので十分気を付けてやってます。

Q.今後どのような仕事をしてみたいですか?

作業に林業機械は欠かせないものです。グラップルをまずは操作できるようになりたいです。

Q.林業の仕事を始めようとしている人に一言。

やる気と心構えだと思います。山の作業は危険なこともありますが安全を確保しながらやっていく事が大切です。
最初はうまく出来なくても、作業の意味を理解して経験を積むと出来るようになると思います。あきらめないでやっていきましょう。

(C) Hokkaido Forest Maintenance