森の担い手インタビュー

森の担い手インタビュー
阿寒町 森林保全課長 酒井 賢一氏
所属事業体 一般財団法人 前田一歩園財団
名前 課長 酒井 賢一 さん
年齢 49歳
林業歴 9年9カ月
※インタビュー当時のものです。
Q.近年の採用状況は?

H30年度 1名

Q.ご自身がこの仕事に就いたきっかけは何でしたか?

IT業界で働いていた頃から、短期的なスケジュールではなく長期的な展望をもって取り組んでいける森づくりに惹かれていました。その後森林整備担い手支援センターに相談して今日に至っています。

Q.人材育成や定着へ心がけていることは?

森づくりは先の長い仕事です。焦らずにじっくりと取り組んでいくようにしています。

Q.ご自身の最近の業務内容は?

採用以来、湖畔の森を守り育てることが私の仕事です。計画策定、予算、視察対応等業務は多岐に渡っていますが、特に9月頃から、天然林や人工林の調査・選木、GPS測量等で現場作業が多くなります。

Q.採用当時と最近の違いはありますか?

森についていえば、エゾシカの被害は立木被害は抑えられていると感じてますが稚幼樹の被害が気になります。また視察研修関係ではJICAの方々の受け入れも増えてきています。英語を話す機会が増えました。

Q.今の町に移り住んでの感想は?

雄大な自然の中で家族ともどもここの生活を楽しんでいます。地域の皆さんとの繋がりも増えて忙しく充実しています。

Q.森づくりを仕事にしたいと考えている方々に一言。

森づくりは長期的に取り組める大切な仕事だと考えています。50年、100年先を見据えて仕事をしていくのはとてもやりがいのある仕事です。
焦らずにじっくりと取り組んでいくことですね。

(C) Hokkaido Forest Maintenance