森の担い手インタビュー

森の担い手インタビュー
阿寒町 主事 時田 勝広 氏
所属事業体 一般財団法人 前田一歩園財団
名前 主事 時田 勝広 さん
年齢 40歳
林業歴 1年9か月
※インタビュー当時のものです。
Q.この仕事に就いたきっかけは何でしたか?

実家が製材工場だったので幼いころから木材が身近にありました。大学を卒業後、奈良先端科学技術大学院大学に進み就職を考えていた頃、やはり森づくりの仕事をしたいと思い森林整備担い手支援センターに相談しました。森林整備基礎講習を受講してここに就職しました。

Q.事業体では何を担当してますか?

今は造林補助金関係や、契約関係が主体です。もちろん標準値調査や選木作業、エゾシカ関係の調査等の業務もやっています。現場の仕事は楽しいです。

Q.就職前と後の印象は違いありましたか?

思っていたより内業(事務的処理)が多いと感じています。しかしこの仕事をやる以上覚えなければ成らないことなので必死にやってます。

Q.この仕事の良いところは?

森・自然・木と関係をもって仕事できる。自然のなかに定着して、この森をずっと見守っていく使命感があります。最近森の少しの変化に気づくようになってきたことを嬉しく思ってます。

Q.今後どのような仕事をしてみたいですか?

先ずは覚えることだと思ってます。課長のお手伝いが多いですが、課長の負担が少しでも軽くなるよう早く一人前になりたい。そして阿寒の森を守っていきたいです。

Q.今の町に移り住んでの感想は?

学生時代から旅行で道東が気に入ってました。自然が豊かで食べ物が美味しいです。人も親切で夫婦で地域の皆さんに助けられています。

Q.林業の仕事を始めようとしている人に一言。

やりたいと思うなら飛び込んでみたら良いと思います。木とか森とか自然に関わっていく仕事は間違いなく遣り甲斐があると思います。

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