森の担い手インタビュー

森の担い手インタビュー
厚真町 丹羽 智大 氏
所属事業体 有限会社 丹羽林業
名前 丹羽 智大 さん
年齢 32歳
林業歴 6年6カ月
※インタビュー当時のものです。
Q.林業に就いたきっかけは何でしたか?

祖父の代から家業でした。高校を卒業し、宇都宮大学で森林科学を学んだこともありますが、祖父や父の姿をみて育ったので、やはりこの仕事がしたいと思い、違和感もなく就業しました。

Q.事業体では何を担当してますか?

現場作業は何でもやってます。やればやるほど、奥の深さを感じます。

Q.林業を始める前と後の印象は違いましたか?

一応学んでいたつもりだったのですが、実際にやってみると、分からないことが多く、聴いたり、調べたりの毎日でしたが遣り甲斐のある仕事です。

Q.林業の仕事の良いところは?

春から冬まで季節の移り変わりを実感できます。林業は数十年のスパンが必要です。今、自分が伐倒しているのは先人が植えて育ててくれたものです。今の世代から次の世代に森林を健全な状態で引き継いでいく事の責任と楽しさも感じれることが良いところです。

Q.今後どのような仕事をしてみたいですか?

林業経験が6年経ちましたのでフォレストリーダーの講習を受けました。若者が増え自分も一緒に成長していくつもりでやっています。林業機械をさらに有効に利用し、安全を確保したうえで効率的な施業を進めていきたいと思ってます。色々な場面で、人との繋がりの大切さを感じることが多いです。その点も大切にしてやっていきます。

Q.林業の仕事を始めようとしている人に一言。

林業は、決して楽な仕事ではないと思います。「繋いでいく仕事」です。先に繋げていくことの大切さと責任を感じれる仕事です。興味があったら是非飛び込ん来てください。

(C) Hokkaido Forest Maintenance